「FXトレードで値がどこまで伸びるかわからない」と、悩んでいる方へ。
利食い目標を簡単に予測する方法を、FX歴10年以上の専業トレーダーがお伝えします！！
また具体的にどうやって利食いしていくべきかも、あわせて解説しましょう。
動画での解説はこちら
どこまで値が伸びるか予測
これまで、様々なチャートパターンをお伝えしてきましたが・・・
それぞれ、どこまで値が伸びるかを予測する方法があるって知っていましたか？？
以前に紹介した「先物市場のテクニカル分析」という本には、チャートパターンによって目標価格が分かると書いてあります。
参考：トレード本を100冊以上読んだ僕がおすすめするFX書籍12選
どこまで値が上がるか・下がるかを事前に知れたら、これほど便利なことはありませんよね？？
そこを利食いの目標にするなど、FXトレードの手法も作りやすくなります。
今日はその「利食いの目標値をチャートパターンから分析する方法」を、読者の皆さんにシェアしましょう！！
ヘッド＆ショルダー
目標価格は、「頭からネックラインまでの長さ」で決まります！！
一番高い所からネックラインまで垂直に線を引き、その長さを測ってみましょう。
ネックラインを割ったところから同じ長さだけ伸ばしたところが、価格の目標値です。
最低でも、ここまでは値が伸びることが予想されます。
リバース・ヘッド＆ショルダー（逆向き）の場合も、同じようにして目標を決めることが可能です。
なおヘッド＆ショルダーについて、くわしくは下の記事を読んでください。
参考：事前に高精度で相場のトレンド転換を察知できるサイン2つ
ダブルトップ
目標価格は、「頭からネックラインまでの長さ」で決まります！！
一番高い所からネックラインまで垂直に線を引き、その長さを測ってみましょう。
ネックラインを割ったところから同じ長さだけ伸ばしたところが、価格の目標値です。
最低でも、ここまでは値が伸びることが予想されます。
ダブルボトム（逆向き）の場合も、同じようにして目標を決めることが可能です。
なおダブルトップについて、くわしくは下の記事を読んでください。
参考：事前に高精度で相場のトレンド転換を察知できるサイン2つ
平行レンジ
目標価格は、「レンジ幅の長さ」で決まります！！
レンジラインの上から下へ垂直に線を引き、その長さを測ってみましょう。
ブレイクポイントから同じ長さだけ伸ばしたところが、価格の目標値です。
最低でも、ここまでは値が伸びることが予想されます。
フラッグなどの変形レンジも、同じようにして目標を決めることが可能です。
なお平行レンジについて、くわしくは下の記事を読んでください。
参考：FXの値動きパターン全8つ！丸暗記で簡単にレンジ相場を攻略
三角持ち合い
目標価格は、「三角形の底辺の長さ」で決まります！！
三角形の最も広いところで垂直に線を引き、その長さを測ってみましょう。
ブレイクポイントから同じ長さだけ伸ばしたところが、価格の目標値です。
最低でも、ここまでは値が伸びることが予想されます。
ウェッジなどの変形三角も、同じようにして目標を決めることが可能です。
なお三角持ち合いについて、くわしくは下の記事を読んでください。
参考：FXの値動きパターン全8つ！丸暗記で簡単にレンジ相場を攻略
あくまで最小のターゲット
このパターン分析から出てくる目標は、あくまでも最小のターゲットです！！
実際、価格がこの目標値をはるかに超えて動くことはよくあります。
したがって、とりあえず目標に達したらポジションの半分を利食い・・・
もう半分をさらに伸ばしていくという、分割決済もアリでしょう。
参考：分割決済とは？FXで勝率を下げずに利益を50%増やす秘密の方法
また逆に価格が目標まで届かない場合、それはダマシである可能性が高いです！！
なのでその場合は、素直に損切りをした方が良いでしょう。
まとめ
FXトレードでは、チャートパターンから値がどこまで伸びるかを予測できます。
ヘッド&ショルダー、ダブルトップ、並行レンジ、三角持ち合いのときに有効です。
またこれらは最小の目標値なので、分割決済などを用いて利食いを伸ばしましょう。
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