FXトレードで抱える問題はすべて、データを取って分析したら解決します!!
他人の手法を追いかけるより相場からデータを集めるべき理由を、FX歴10年以上の専業トレーダーがお伝えしましょう。
統計学を本で学ぶ
先日、「統計学が最強の学問である」という本を読みました!!
ビジネス書大賞を受賞していたので、試しに読んでみたのです。
学術的な部分は正直、よく分からなかったのですが・・・笑
統計学の活用方法を学べたのは、とても良い収穫でした!!
FXトレードに生かせる考え方もあったので、ここでその内容をシェアします。
問題はデータで解決できる
この本によると・・・
この世の問題はすべて、データを集めて分析することで答えを導くことができます!!
統計学がなぜ最強なのか?
どんな分野でもデータを集めて分析すれば最速で最善の答えが出せるから
ひと昔前まではデータの収集や分析が手作業でコストがかかった
今は簡単な解析ならExcelでサクッと行える
経験者の成功体験ではなく証拠を元に意思決定できるようになった
しかし、多くの人はそれをしません。
その代わりに、「経験者」や「偉い人」の意見に従うのです。
この本には例として、あるミシン会社での出来事が載っていました。
ある若手社員が「ミシンを2台買ったら1割引き」というキャンペーンを提案しました。
すると彼の上司は失笑し、その案をみんなの前で全否定したのです。
「ワシの長年の経験から言って、一家で2台ミシンを買うようなバカはいない」
それが上司の言い分でした。
しかし実際にそのキャンペーンを実験してみると、驚きの結果が出ました。
何とキャンペーンを始めてから、ミシンの売上高が3倍になったのです!!
割引を適用させようと、顧客が知人や友人に共同購入を呼び掛けたためでした。
この例のように、人間の勘や経験だけに基づく結論はしばしば間違えます。
権威ある人間の勝手な持論に従うより、実験して集めたデータを分析した方が正確な答えを得られるのです。
他人の手法よりデータ
これは、FXトレードもまったく同じです。
「これで月に○百万円も稼いでます」みたいな情報商材に、多くの人は喜んでお金を払います。
しかしそれらは時にデタラメであるばかりか、自分に合わない手法であればマイナスにすらなるのです。
そんなことをするより、自分で相場を検証してデータを集めましょう!!
そこから自分なりの手法を構築する方が、よほど正確な答えにたどり着けます。
「実際にどうやってデータを取って手法を作るのか分からない」という方は、下の記事を参考にしてください。
バックテストの検証結果から自分なりの手法を作り上げていく方法を、イチからくわしく説明しています。
参考:初心者必見!バックテストのやり方と検証結果から手法を作る方法
また僕の呼んだ「統計学が最強の学問である」には、サンプルの取り方・分析の仕方・誤差の計算方法などなど・・・
FXトレード検証に使える技術が、たくさん載っていましたよ。
とても勉強になったので、これも機会があればぜひ読んでみてください!!
まとめ
この世の問題はすべて、データを集めて分析することで答えを導くことができます。
他人の勝手な持論に従うより、実験して集めたデータを分析した方が正確な答えを得られるのです。
赤の他人が考えた手法を追いかけるのではなく、自分で相場を検証してデータを取りましょう!!
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