FXトレードで指値注文を行うときは、必ず有効期限を設定しましょう!!
今日は指値をキャンセルし忘れて大損した過去を、FX歴10年以上の専業トレーダーがお伝えします。
指値の取消を手動で対応してた
僕は以前、指値の取り消しを手動で対応していました!!
僕は、自分のトレード時間をカッチリ決めています。
今だと冬時間なので、16時~18時と23時~25時ですね。
参考: FXでトレンドが出やすい時間は?トレードにおすすめの時間帯3つ
僕はトレード時間の15分前に、アラームを設定しています。
それが鳴ったら相場環境を確認し、エントリーできそうであれば指値注文を出すのです。
そしてトレード時間の終了30分前に、再度アラームを設定しています。
それが鳴った時点で指値注文が約定していなかったら、それをキャンセルして次の時間帯まで待つのです。
指値をキャンセルし忘れ大損
しかし僕はその指値キャンセルをし忘れ、大損を出した過去があるのです!!
その日、僕はポンド円を見ていました。
下チャートのボックスを描いた部分がレンジとなっており、下のラインでは値が3回も止められています。
なのでここを下に抜けたら値が伸びると考え、僕はこのボックスの下に売りの指値注文を出したのです。
しかし結果は、思惑と反対の上方向へ伸びていきました。
「あ~残念」ということで、指値を取り消さなければいけなかったところ・・・
それをしないまま、寝てしまったのです!!
そして指値注文は、そのまま残ってしまいました。
その後、待ち構えていたのはイギリス総選挙です。
圧勝すると見られていた保守党が過半数割れとなり、それがネガティブインパクトになりました。
その結果、ポンドは対円で一気に3円ちかく下落!!
ここで、残っていた指値が約定してしまったのです。笑
ポンド円はその急激な下げで、一時139.1まで下がりました。
僕は140.6に売り指値を出していたので、本来なら利益を出せていたはずです。
しかし急激な値動きで、スプレッドが開いたのでしょう。
新規注文から1分ちょっとで逆指値にヒットし、損切り決済となっていました。泣
・指値注文を解除し忘れて寝てしまった
・英総選挙の前という最悪のタイミング
・方向はあっていたのに損切りで終わる
2重・3重の苦しみに、思わずモダえてしまいましたよ。笑
その後に行った対策
この失敗を教訓に、今後はあらかじめ指値の有効期限を「当日のみ」とすることにしました!!
そうすれば、仮に指値の取り消しを忘れてしまっても・・・
今回みたいに、数日過ぎた後に約定するなんてことにはなりません。
大体どこのFX会社も、指値の有効期限は選べるようになっています。
多いのは、「当日」「今週末」「無期限」という3択ですね。
参考:SBIFXトレード
僕が使っているFX会社の中では、DMM FXがけっこう便利です。
有効期限を上記3択から選べるほか、日付と時間で設定することもできます!!
参考:DMM FX
ちなみに「当日」や「今週末」って、具体的に何時か調べてみました。
1日の終わりである24時ではなく、米国市場が終わる6~7時みたいですね。
注文の有効期限とはなんですか?
指値注文などのレートを指定して注文する注文を行う際に、その注文をどこまで有効とするかその期限を指します。
この期限を過ぎると注文は失効し、たとえ配信レートが注文レートに達したとしても注文は約定しません。
有効期限は、以下4パターンから選択できます。
・今日中…注文を出した営業日の下記時間まで有効
夏時間(月~木)翌05時59分59秒、(金)翌05時50分
冬時間(月~木)翌06時59分59秒、(金)翌06時50分
・今週中…注文を出した週の金曜日マーケットクローズまで有効
夏時間(金)翌05時50分
冬時間(金)翌06時50分
・無期限…お客様から注文の取消がない限り有効
・期間指定…お客様の指定した日時まで有効
参考:DMM FX
まとめ
僕は以前、指値の取り消しを手動で対応していました。
しかしその指値キャンセルをし忘れ、大損を出した過去があるのです。
この失敗を教訓に、今は指値の有効期限を「当日」として注文を出しています。
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