みなさんは、世界で最初に書かれた投資本を知っていますか??
330年以上も前である1688年に、世界で最初の投資本が書かれました。
その内容が今でも十分に役立つものだったので、ここで紹介しましょう!!
動画での解説はこちら
世界最古の投資本
みなさんは、世界で最初に書かれた投資本を知っていますか??
ブルームバーグによると、それは「Confusion of Confusions(混乱の混乱)」です!!
参考:The first book written about a stock market is selling for 300,000
今から330年以上も前の1688年、Joseph Penso de la Vegaという人物によって書かれました。
彼は16世紀の初頭に、スペインからオランダへ移住したユダヤ人です。
1602年、オランダ東インド会社が「アムステルダム証券取引所」を設立しました。
この本は、そこで取引するために書かれた入門書です。
取引所の仕組み・取引のやり方・投資アドバイスなどが、スペイン語で記されています。
なんとこの本、今日にでも買って読むことが可能です!!
米国アマゾンでは、英訳版のハードカバーが約28ドルで売られていますよ。
しかしこれが初版となると、話が違います。
現存する数は10冊もなく、オークションでは3,000万円もの値が付いたのです!!
著者の思い
この本の序文には、著者であるVega氏の思いが書かれています。
なんでも彼がこの本を書いたのは、「相場に関する混乱を消したい」という強い願望からだそう!!
本のタイトルはどうも、ここから来ているみたいですね。
また取引所における「誠実ではない慣習」も、彼がこの本で伝えたいことでした。
本の中では「市場は誠実な事業であり、尊敬すべき事業である」と述べる一方・・・
「市場には、アナタを利用しようとする人々がいる」という警告も発しています。
4つの投資アドバイス
この本には、大きく4つの投資アドバイスが書かれています。
それが今日でも十分に通用する内容だったので、以下に書き出してみましょう!!
1. 間違えているかもしれないので、他人に売買のアドバイスはしない
2. 逃した利益は決して後悔せず、取れる利益だけを全部取っていこう
3. 市場取引による利益は水物で、今日の利益は明日の損失になりえる
4. 相場で成功したいのなら、忍耐とお金を持っていなければならない
何百年・何千年と読み継がれている古典には、何かしらの「正しさ」があります。
なぜなら本当に中身のあるものでなければ、長年の批判に耐えて現代まで伝わることはないからです。
参考:読書する本に迷う人は古典を読め!100年以上残るオススメ名著5選
そう考えると、この本の投資アドバイスには深い意味があるといえます。
古い本だとバカにせず、良き学びとして積極的に取り入れたいですね!!
ツイッターでの反応
この投資アドバイスをツイッターで紹介したところ、多くの方から反応がありました!!
その一部を、ここで紹介しましょう。
投資で失敗したことある人は、すごく腑に落ちるんじゃないかな。
— にしっち@月収100万円スワップ運用戦略を実行中 (@nic_updatelife) 2018年12月5日
僕は何度も何度も失敗したから、言葉の重さがよくわかる。
300年前から、相場は人の心理で動いてるってことだね。 https://t.co/9rnmAF1JAr
その通りだわ
— ♡ (@fYvXgfC5Bwq6n8E) 2018年12月12日
他人に売買のアドバイス
受ける方も
ポジション変更なんかで
損切りしたり振り回される
当たる時は良いけど
結局、負ける!
予想が当たるのは
アドバイス受けなくても
みな平等な確率だと思う
参考程度にして
自分で決めなきゃ
大損してムカつくよ!!!
。゚( ゚இ‸இ゚+)゚。 https://t.co/01huYkmqCu
自分が産まれるより前に何十年も前に書かれた投資の本何冊か読んだけど、どれも今でも通じる内容が書いてあって根本はおなじなんだなって安心する
— くりぷちゃん♧FX (@CRYPTANNEWS) 2018年12月6日
本業(デザイン系)はちょっとサボるとすぐ浦島太郎状態になっちゃうから辛いんだよね…一生流行を追い続けれるのかなぁって不安になる https://t.co/iS03z5TIu3
すげー(´・ω・`)今の時代の本とほぼ同じ内容 2018年になっても投資家はあまり変わってなさそうw https://t.co/E171szStcx
— 株汁さん♨2/5新月🌕 (@kabujiru) 2018年12月5日
今も昔も変わらないとは。
— ir0nant@はむとれ (@ir0nant_2nd) 2018年12月5日
それだけ大事なこと。 https://t.co/tIA2uhesns
昔も今も変わらないね。
— ひでのり@FXドル円 (@gdragon_fx) 2018年12月5日
生まれ持った性格でほとんど決まってるようなもの。 https://t.co/9JP8k1kOZ4
330年も前に同じ事で悩んでた人がいた・・・という事か。 https://t.co/ENxdvAkvRX
— ちゃんぶー (@amemasu90up) 2018年12月5日
300年ぐらいじゃ人は変わらん投資する本質は同じってことかしら https://t.co/AriR0iDsd5
— みとべのできるかな (@mitove2) 2019年1月29日
①は本当に実力のあるプロは有りかもしれない。
— momo (@momo86932393) 2018年12月12日
自分は全て当てはまる。 https://t.co/9sUlhSZNcQ
まとめ
世界最古の投資本は、今から330年以上も前の1688年に書かれました。
この本は「相場に関する混乱を消したい」という、著者の強い願望から生まれています。
この本の投資アドバイスは今日でも十分に通用する内容なので、ぜひ参考にしてください!!
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