日本の中にいると気づきにくいですが、日本人は年収300万円でも世界の上位1%にあてはまります!!
今日は日本人であるあなたが投資をすべき理由について、元銀行員の金融トレーダーがお伝えしましょう。
年収300万円は世界の上位1%
あなたは「Global Rich List」というサイトを知っていますか??
これは自分の収入や資産が、世界の上位何%かを教えてくれるサイトです。
まず「INCOME」を選択し、Select Locationで「Japan(Yen)」を選びます。
そして「Enter annual net income」に、自分の年収を入力するのです。
今回は例として、300万円でやってみます。
すると、以下のような結果が出ました。
なんと年収300万円は、世界の中では上位1.67%に位置付けられます!!
最新の国税庁の調査によると、日本人の平均給与は約430万円です。
また平均値ではなく中央値を取っても、約390万円となります。
つまり日本人の大部分は、世界では上位1%に入る高所得者なのです!!
ちなみにこのサイトでは、以下のような情報も教えてくれましたよ。
・年収300万円は地球上で1億番目にリッチ
・年収300万円は時給に換算すると約1,500円
・年収300万円はインドネシアの労働者35年分
・年収300万円はパキスタンの医師119人分
「8人の人間が世界人口の半分と同額の資産を持っている」というのは、とても有名な話ですが・・・
参考:世界人口の半分36億人分の総資産と同額の富、8人の富豪に集中
年収300万円でも世界の上位1%という超アンバランスな世界が、いま僕たちが住んでいる地球なんですね〜
日本人が投資をすべき理由
世界の大多数の人は、その日を暮らすお金に苦労しています。
投資どころではなく、今日食べるご飯にすら困っているのです。
それに対して日本人は、とりあえず飢え死にすることはありません。
参考:決断できない男の僕が専業トレーダーとして独立を決意した方法は?
日本人は投資にお金を回すことができる、世界でも数少ない存在なのです!!
現在、お金持ちと庶民の差はドンドンと開いています。
トマ・ピケティが「21世紀の資本」で示したように、富裕層はお金を投資にまわすことでさらに豊かになっているのです。
富の格差が増大し続けた背景は、資本収益率(r)が経済成長率(g)に比べて、ほぼ常に著しく高いことが原因だ(r>g)。
その結果として富の集中が起こり、rがgを上回れば上回るほど富はより資本家へ蓄積される。
成長率gは構造的に低くなりがちで、いったん人口動態の変化が完結し、国が世界の技術的最前線に到達して、イノベーションのペースがかなり遅くなると、通常年間1パーセントを大きく超えることはない。
一方で資本収益率は多くの技術、心理、社会、文化的要因に左右され、それがまとまって約4~5パーセントという利益率をもたらす
日本人は世界的にみると、トップ1%のお金持ちに分類されます。
したがって日本人としては、このチャンスを生かすべきでしょう。
そして世界に分散投資をすれば、それはめぐりめぐって今の世界がより豊かになる手助けとなります。
恵まれている日本人だからこそ、積極的に投資を行うべきなのです!!
具体的な投資方法
具体的な投資方法については、すでに金融庁が答えを出しています。
まずは「つみたてNISA」と「iDeCo」を使い、世界株式に分散・積立を行うのです!!
参考:人生100年時代、年金は限界?2000万円不足?金融庁の報告を要約
「つみたてNISA」や「iDeCo」について、くわしくは以下の記事を参考にしてください。
参考:つみたてNISAの運用実績を公開!若者は絶対始めるべき理由は?
参考:iDeCo(イデコ)どこがいい?イオン銀行など手数料最安の5社を比較
さらに余裕があれば、自分で追加の資産運用を行っていくと良いでしょう。
たとえばロボアドバイザーを使えば、株式だけでなく債券・金(ゴールド)・不動産にも自動で分散投資してくれます。
参考:WealthNavi(ウェルスナビ)の使い方は?リスク許容度や運用プラン
大事なことは自分のできる範囲でかまわないので、少しずつでも投資にお金を回していくことですね!!
まとめ
日本人の大部分は、世界では上位1%に入る高所得者となります。
したがって日本人は投資にお金を回すことができる、世界でも数少ない存在です。
「つみたてNISA」と「iDeCo」を使い、世界株式に分散・積立投資を行っていきましょう。
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