先日、自分のおじいちゃんが亡くなりました。
これからはおじいちゃんの遺言として、人へお金を使っていくことにします!!
海外へ行けず
最近、海外へ行っていません。
今年の1月に、マレーシアとインドネシアへ行ったきりです。
理由は、今年の初めぐらいからおじいちゃんの体調が悪かったからです。
おじいちゃんはずっと、ガンをわずらっていました。
幸いにも高齢だったので進行が遅く、ずっと薬だけで対処できていたのですが・・・
今年の初めぐらいから病状が悪化し、ついに緩和病棟へ入ったのです。
もってあと1~2か月ということで、2月からは海外渡航を自粛していました。
そして2か月後の4月から、海外に行く予定にしていたのですが・・・
おじいちゃんが予想以上にがんばってくれたので、キャンセルです。笑
いくらかお金がムダになりましたが、こればかりは仕方ないですね~
最悪なおじいちゃん
この数か月、おじいちゃんがどういう人だったのかを聞く機会が多かったです。
おじいちゃんは最初、おばあちゃんと一緒に農業をやっていました。
しかしそれでは生活が大変だということで、おじいちゃんは会社(JA)へ勤めに出ることに。
「月給取りになったら家計のやりくりが楽になる」と、おばあちゃんはそのとき思ったそうです。
しかしおばあちゃんのそのあわい期待はその後、見事に打ち砕かれました。笑
おじいちゃんはその稼いだお金をどんどん、周りの人へ使っていったのです!!
全部自分のおごりで、会社の同僚や部下に飲み食いさせたり・・・
事業をしたいという知人にお金を貸したり、友人の借金の肩代わりをしたのだそう。
そのため、家に入ってくるお金はほとんどありませんでした。
なのでおばあちゃんは農家をやめることができず、子供たちを養うため朝早くから夜遅くまで働き続けたのです。
おじいちゃん、最悪だな。笑
大出世したおじいちゃん
しかしそうやって人のためにお金を使い続けてきたおじいちゃんは、周囲から信頼を得るようになります。
そして仕事もできたおじいちゃんは、JAの中でドンドンと出世するようになったのです。
最終的には県信連(JAバンク)の会長にまで上り詰めました!!
そして60歳のとき、天皇陛下から黄綬褒章をいただいたのです。
そのメダルは今、実家の床の間に飾ってあります。
「昔は苦労したけど、いま楽させてもらえるのはおじいちゃんのおかげ」
そう言って、おばあちゃんはおじいちゃんにとても感謝しています。
毎日欠かさずお見舞いに行き、身の回りの世話をしていました。
手おけの法則
そんなおじいちゃんがよく言っていた言葉が、「手おけの法則」です!!
手おけの中に入っている水を自分の方へ引き寄せようとするほど、水は自分の方から離れていきます。
しかし逆に相手へ水をあげようとすると、その水はめぐって自分のところへとやって来るのです。
「自分のためにお金を使うな」
「人様のためにお金を使えよ」
それがおじいちゃんの信条であり、人生の教えでした。
これってイエス(キリスト教)の「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」という教えや・・・
ムハンマド(イスラム教)の「あなたが人からしてもらいたいことは、全ての人に対してしなさい」という言葉と一緒ですよね!!
きっとこれって、普遍的な原則なのでしょう。
参考:ウォーレンバフェットが伝授!FXで富豪になる唯一の方法とは?
おじいちゃんの遺言
しかし僕はドケチのため、今まで「人のためにお金を使う」ということをあまりやってきませんでした。笑
参考:旅行で親友と大喧嘩!その友達と仲直りできた奇跡の方法は?
なのでおじいちゃん亡き今、僕はこの「手おけの法則」をおじいちゃんの遺言として実践していきます!!
具体的には月に1回、自分がお世話になっている方々へプレゼントをしていく予定です。
というか、3月からすでにやり始めています。
3月はおばあちゃんの誕生日だったので、欲しいと言っていたパンプスを。
そして4月は、彼女が大好きなブランドのスマホケースを。
5月は母の日なので、なにか母親にプレゼントする予定です。
おじいちゃんみたいに、給料の全額をつっこむという離れ業はできませんが・・・笑
とりあえず、5,000円ぐらいを目安にスタートしていきます。
最後に
以前紹介した「バカでも年収1000万円」という本には以下のような記載があります。
参考:FXだけじゃない!僕は人生にも損切り(ロスカット)ルールあり
お金は銀行ではなく人に預けるべき。
自分が仲良くしたい人に誕生日プレゼントをあげたり、ごちそうをしたりする。
自分がしてほしいことをまず相手にすることで自分に協力してくれる人を作る。
若いときには人に与えられるスキルや人脈がないからプレゼントが有効。
世の中で一番利息が高い預金は人に貯金すること。
最近、僕は株式や債券などの金融商品へ投資を始めました。
参考:WealthNavi(ウェルスナビ)の使い方は?リスク許容度や運用プラン
それと同時に、「人への投資」もこれからは行っていきます!!
おじいちゃん、今までどうもありがとう。
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