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FXトレーダーなら知ってて当然!バンドワゴン効果の意味とは?

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相場で負ける市場参加者の心理を最も的確に表したのが「バンドワゴン効果」です。

今日はこの「バンドワゴン効果」を分かりやすく説明していきます。

 

 

バンドワゴン効果とは

 

バンドワゴン効果とは簡単に言うと「みんな持っているから僕も欲しい」という気持ちです。

ある選択が多数に受け入れられることで、その選択への支持がよりいっそう強まることを示します。

 

この言葉はアメリカの経済学者ハーヴェイ・ライペンシュタインが作ったものです。

現在では経済のみならず、政治やマーケティングの分野でもこの言葉は使われています。

参考:バンドワゴン効果 - Wikipedia

 

バンドワゴン効果の具体例

 

iPhoneなんてまさに「バンドワゴン効果」の典型例ですよね。

 

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「電話を再開発する」

そう言ってスティーブ・ジョブスはiPhoneを初めて世に出しました。

 

しかしその当時、日本はガラケー全盛期です。

しかもiPhoneより高画質・高機能なガラケーはすでにたくさんありました。

 

「こんな低スペックなモノが売れるわけない」

「テンキー文化に慣れた日本人にはなじまない」

 

そう言って多くの人は最初、iPhoneに見向きもしなかったのです。

 

しかしそこから大ブームが起こります!!

販売日には長蛇の列ができる様子などがニュースで取り上げられるようになり・・・

だんだんとみんな「iPhoneが欲しい」と思うようになってきたのです。

 

そして現在、日本におけるiPhoneユーザーの割合は世界一!!

 

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なんと本国アメリカより30%も多いのです。笑

参考:日本のiPhone比率は世界一!|ヒカカク!

 

これが「バンドワゴン効果」です。

iPhoneの例から考えると日本人は特にハマりやすいのかも・・・

 

この言葉を知ったキッカケ

 

僕がこの言葉を知ったキッカケは以前紹介した「デイトレード」という本です。

参考:トレード本を100冊以上読んだ僕がおすすめするFX書籍11選

 

 

この本ではこの「バンドワゴン効果」にまつわる物語を紹介しています。

そしてその後に以下のような言葉が付け加えられているのです。

 

この寓話のアナロジーをすべて理解することができれば、本書の値段の数倍は価値がある。

 

そのメッセージを聞き、そのメタファーに隠された真の知恵を理解できたならば、より深い洞察を得て、達人の域に近づくことができる。

 

一言一句を読みくだくことによって、マーケットの機能に関する深い洞察、そして、いかにウォール街の賢人たちが利益を操作しているかが理解できるだろう。

 

僕なりにアレンジ

 

ただしこの「デイトレード」に書かれているバンドワゴン効果の物語・・・

いまいちその情景が僕の頭には浮かんでこない。笑

 

それは上の写真のようなバンドワゴン(楽隊車)を実際に見たことがないからでしょう。

 

そこで僕なりにアレンジしたものをここに書いてみます。

日本人にはなじみが薄い「バンドワゴン」の代わりに・・・

みんな一度は見たことがあるであろう「お神輿(おみこし)」を使いますよ!!

 

バンドワゴン効果の物語

 

どこかでお祭りでもやっているのでしょうか・・・

軽快な音楽を鳴らしながらお神輿がこちらに近づいてきます。

みんな笑顔で「ワッショイ、ワッショイ」と楽しそうです。

 

そのとき、お神輿の上で踊っている人が周りに声を掛け始めました。

 

「祭りだ!!祭りだ!!」

「みんなで一緒に踊ろうぜ!!」

 

最初、周りにいる人たちは苦笑い。

しかしノリの良い人たちが1人、また1人とお神輿に加わっていき・・・

お神輿の周りにはだんだんと人が増えていきました。

 

それを見たお神輿の上の人はさらに周りへと呼びかけます。

 

「みんな踊っているのに何で君たちは参加しないんだ」

「早く参加しないとお祭りが終わっちゃうよ」

 

それを聞いた人たちは「自分だけ取り残されている」と感じるようになります。

そして乗り遅れまいと必死になってお神輿の周りに集まりはじめました。

 

たくさんの人が集まってきて、もう誰が誰だか分からなくなったとき・・・

始めにこの騒ぎを起こした人たちはお神輿からそっと離れます。

そしてどこかへ消えてしまいました。

 

しかし周りの人たちはそれに気づきません。

それどころか参加者はますます増えていってボルテージは最高潮!!

道は踊り狂う人たちでいっぱいとなり、お神輿はついに身動きが取れなくなりました。

 

やがて行き場を失った人たちはお神輿にどんどんと登り始めます。

そしてお神輿の上で踊ったり騒いだりし始めたのです!!

 

それに我慢ならないのはお神輿のかつぎ手たちです。

「重たいからやめろ!!」

お神輿の下から懸命に叫びます。

 

しかしそんな声はお神輿の上に届くはずもなく・・・

登る人たちは増えていく一方です。

 

やがてかつぎ手たちはブチ切れました。

「もうやってられるか!!」

そう言ってお神輿を思い切りブン投げたのです。

 

上に乗っていた人たちはみんな地面に叩きつけられました。

またお神輿の下敷きになって身動き取れなくなった人たちも大勢います。

 

さてお神輿の周りにいた人たちは大パニック!!

みんな我先に逃げようと必死です。

 

しかしお神輿の周りにはたくさんの人が集まっています。

逃げようにも人がジャマで動けません。

 

やがて人をかき分け、踏みつけて逃げる人が出てきます。

ドミノ倒しになって大けがを負う人が続出!!

いつの間にかお神輿の周りは地獄と化していました。

 

そんな様子を遠目でニヤニヤしながら見つめている人たちがいます。

彼らは一体何者か??

そう、最初にこの騒ぎを起こしてどこかへ去った人たちです。

 

動ける人はみんな逃げてしまって、ケガ人だけが取り残されたころ・・・

彼らは再び姿を現しました。

そしてケガ人を尻目に地面に横たわったお神輿を拾い上げたのです。

 

やがてリーダーらしき人がこう言いました。

「よっしゃ、もういっちょやるか!!」

軽快な音楽を鳴らしながら再びお神輿が動き始めます。

 

物語が意味すること

 

相場が上がり始めたとき、最初多くの人は疑心暗鬼でその相場を見つめます。

しかしその上昇が続くと「自分だけが取り残されているのでは」という気持ちになるのです。

 

「みんな儲かっているらしい」

「自分もこの波に乗りたい」

 

そう思った群衆は大挙してその相場に参加してきます。

しかしそのときにはもう、最初に買っていた人たちは売り抜けているのです。

 

高くなりすぎた相場に手を出す人はもういません。

そこからは急降下で相場は崩れるだけです。

 

そのときに大けがを負う人たちは誰か??

そそのかされて後から飛び乗った群衆なのです。

参考:相場の成長サイクルをチャートから分析しFXの値動きを読む

 

まとめ

 

パンドワゴン効果とは「みんな持っているから僕も欲しい」という群衆心理です。

これは相場で負ける市場参加者の気持ちを最も的確に表しています。

相場を追いかけたくなったとき「自分は後からお神輿に飛び乗る人間になっていないか」と自問してみてください。

 

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