FX移動平均線の期間設定の組み合わせはフィボナッチ数列が最強


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「FXトレードに移動平均線を使っているけど、期間設定の組み合わせはどうしよう」と迷われている方へ。

フィボナッチ数列をFXトレードに生かす方法を、FX歴10年以上の専業トレーダーがお伝えしましょう!!

 

 

フィボナッチ数列とは

  

 

フィボナッチ数列とは、最初の二項が1で第三項以降がすべて直前の二項の和になっている数列のことです。

・・・と言っても、分かりづらいですよね。笑

 

フィボナッチ数列とは具体的に、以下の数列のことを言います!!

1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89・・・

 

よく見ると、2つの連続する数字の合計が次の数字になっていますよね??

1+1=2、1+2=3、2+3=5といった感じです。

 

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参考:フィボナッチ数列とは | アタリマエ!

 

イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが、この数列を発見しました。

そこから、この名前が付けられています。

 

このフィボナッチ数列は、とても神秘的な力を持っています。

と言うのも、この数列は自然界のあらゆるところで見られるのです!!

たとえば貝がらの形や花びらの枚数などは、フィボナッチ数列が深く関わっています。

 

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またフィボナッチ数列はそれが知られる前から、音楽・美術・建築などで広く使われてきました。

「黄金比」とか「平均律」って言葉、聞いたことありませんか??

これらはいずれも、フィボナッチ数列から求められます。

 

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つまりフィボナッチ数列は、この世のすべてを支配している数字なのです!!

 

そしてこの数列は、FXトレードでも大活躍してくれます。

以下にFXトレードにおけるフィボナッチ数列の使い方を、色々とご紹介しましょう。

 

移動平均線の期間設定に

 

フィボナッチ数列の一番オーソドックスな使い方は、移動平均線の期間設定ですね!!

 

僕は普段、3本の移動平均線をチャートに表示させています。

これは、僕が唯一使っているインジケーターです。

 

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そして移動平均線の期間設定は、21・55・89としています!!

参考:SMAとEMAの違いは?機能する移動平均線の期間設定やFX手法

これらは、フィボナッチ数列に出てくる数字です。

 

僕がなぜ移動平均線の期間を、フィボナッチ数列に変えたというと・・・

以前に紹介した先物市場のテクニカル分析という本に、「そうした方が良い」と書いてあったからです。

参考:FXデイトレードのおすすめ本12選!100冊以上の名著から厳選した

 

 

勉強がてら、この本を読み返していたところ・・・

「フィボナッチ・ナンバーは移動平均分析に非常によく使える」という記述を発見しました!!

 

上で書いたように、フィボナッチ数列は自然界から人工物まですべてをコントロールしています。

そしてそれはマーケットの値動きも例外ではなく、フィボナッチ数列が有効に機能するのです!!

 

たとえば「21日」って、1か月の平日の日数になるんですよね~

1か月を30日とすると、平日は7日のうち5日だから・・・

30 × 5/7 ≒ 21

 

相場は平日にしか動かないので、21日移動平均線は1か月の値動きの平均となるのです。

フィボナッチ数列、恐るべし!!

 

反転予想やダマシの確認にも使える

 

このフィボナッチ数列、トレンド反転の予想やブレイクアウトの確認にも使えます!!

その活用方法をくわしく説明しているのが、これまた以前に紹介した「投資苑3」という本です。

参考:FXデイトレードのおすすめ本12選!100冊以上の名著から厳選した

 

 

この本の中に、アンドレア・ペローロというイタリア人トレーダーが出てきます。

彼が「フィボナッチ・リトレースメント(フィボナッチ比率)」を使ったトレード方法を紹介していますよ。

 

フィボナッチ・リトレースメントとは、フィボナッチ数列の中に現れる不思議な比率のことです。

具体的には、以下のような数字が挙げられます。

23.6% , 38.2% , 50.0% , 61.8% , 78.6% , 127.2%・・・

 

このフィボナッチ・リトレースメントの求め方はちょっと難しいので、ここにくわしくは書きません。

興味のある方は、下のページを読んでください。

参考:フィボナッチ・リトレースメント - Wikipedia

 

このフィボナッチ・リトレースメントを使って、トレンド反転の予想やブレイクアウトの確認ができます!!

ではその方法について、以下でくわしく説明しましょう。

 

1. トレンド反転を予想する

 

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上のチャートは、ダウントレンドの上から下までを切り取ったものです。

最安値から最高値までを、0%から100%とすると・・・

38.2%のラインと50.0%のラインで、戻しがはね返されています。

 

このようにフィボナッチ・リトレースメントを使うことで、反転するポイントを予測できるのです!! 

だいたい38.2%・50.0%・61.8%の3つのラインで、はね返されることが多いですね。

しかしトレンドが非常に強い場合の浅い押しや戻しには、23.6%のラインも有効となってきます。

 

また以下の記事に書いてあるテクニックを合わせて使えば、高い確率で押しや戻しを判断できるようになりますよ!!

参考:FXのリアルタイムオーダーとは?ドル円などのオーダー状況の調べ方や見方

 

2. ブレイクアウトを確認する

 

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上のチャートは、レンジのブレイクアウトを切り取ったものです。

レンジの上限から下限を、0%から100%とすると・・・

127.2%のラインを超えなかった1回目のブレイクアウトは、ダマシとなっています。

 

このようにダマシのブレイクアウトを取り除くには、レンジの127.2%の高さを使うと良いです!!

価格がその水準を超えたら、本物のブレイクアウトと見なします。

実際に127.2%のラインを超えた2回目のブレイクアウトでは、レンジの内側へ戻ることなく下落していますね。

 

また以下の記事に書いてあるテクニックを合わせて使えば、高い確率でブレイクアウトを判断できるようになりますよ!!

参考:ローソク足だけで簡単!FXラインブレイクを判断する手法とは?

 

フィボナッチリトレースメントの表示

 

上図の%ラインは、多くのチャートシステムで表示させることが可能です。

お使いのチャートソフトに、「フィボナッチ・リトレースメント」という項目がないか調べてみてください!!

 

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もしお使いのチャートにフィボナッチ・リトレースメントが登録されてない場合は、目視でもかまいません!!

それぞれの数字は、だいたい以下の通りです。

 

38.2%:3分の1

50.0%:半分

61.8%:3分の2

 

相場ではよく「半値戻し」とか、「3分の2戻し」とか言いますよね??

それらはまさに、「フィボナッチ・リトレースメント」のことを言っています!!

およそのところにラインを引いて、値動きがどうなるかを見てください。

 

おすすめ動画と書籍

 

フィボナッチ数列について、さらにくわしく知りたいという方へ。

フィボナッチ数列の不思議さを知ることができる、下の動画を視聴することをおすすめします!!

 

 

またフィボナッチを使ったトレード方法を、さらに深堀したい人へ。

「フィボナッチ・ファン」や「フィボナッチ・アーク」なども学べる、下の書籍を読むことをおすすめします!!

 

 

まとめ

 

フィボナッチ数列は、この世のすべてを支配している数字です。

そしてこの数列は、FXトレードでも大活躍してくれますよ。

具体的には移動平均線の期間設定や、トレンド反転の予想やブレイクアウトの確認に使えます。

 

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