ラリーウィリアムズが50人のトレーダーを3年モニタリングして分かった、勝者と敗者を分ける要因は何だったでしょうか??
そこからFXトレードで勝つのに必要な能力や手法を、FX歴10年以上の専業トレーダーがお伝えします!!
50人のトレーダーで実験
以前に紹介したラリー・ウィリアムズの短期売買法という本に、「勝者と敗者との違い」という項目があります。
参考:FXデイトレードのおすすめ本12選!100冊以上の名著から厳選した
その項目には、20人の勝ちトレーダーと30人の負けトレーダーをラリーが3年間モニタリングした結果が書かれているのです!!
そのモニタリングで判明した、勝者と敗者の一番の相違点は何だったと思いますか??
その答えについて、ラリーは以下のように述べています。
勝者と敗者との大きな違いは、勝者はカギとなる少数の「好みの」銘柄に集中的に取り組む点だ。
1956年から大豆しかトレードしていない人も1人いた。
敗者は私のトレードにスリッページが生じるのと同じくらいの頻度で、あちこちの市場・グループ・ニュースレターを渡り歩いている人が多いようだ。
勝者は特定の市場や手法に、集中的に取り組みます!!
逆に敗者は、自分の取引する市場や手法を何度も乗り換えていたようです。
FXトレードに必要な能力
FXトレードで利益を出すのに必要な能力の1つは、「我慢強さ」です!!
同じ手法を使い続ける、もしくは研究し続けることができる人はそう多くいません。
なぜなら人間は面倒なことやツラいことを継続することが大嫌いですからね。
ダイエットやブログなんか、まさにそうでしょう。笑
FXトレードを始める多くの人は、短期で結果を出そうとがんばります。
手法を色々と変えてみては、劇的に成果が向上することを期待するのです。
しかし残念ながら、それではいつまでも利益を出せるようにはなりません。
参考:大切なのは勝率と損益率の2つだけ!FX手法の正しい検証方法は?
いま利益を出している人も注意
またFXトレードでいま利益を出している人でさえ、我慢強さが足りずに落ち込むことがあります。
毎日同じ手法を使い続けることに飽きてしまい、刺激を求めて他のおもしろそうな手法に手を出してしまうのです!!
FXトレーダーというのは、普通の人より興奮を求める傾向が強いですからね。笑
もちろん、探求心を持って色々なことに挑戦することは大事です。
しかしFXトレードの場合、それが行き過ぎると破滅につながることがあります。
特にそれまで変に勝てていたりすると、つい気が大きくなってしまい・・・
そんなに検証を行っていない手法でも、「オレなら大丈夫」とツッコんでしまいがちです。
そしてその結果、それまでの勝ち分を吹っ飛ばすような大きな失敗をするという。笑
FXトレードは稼げる手法をいくつか持っているだけで、十分に市場で通用します!!
参考:手法やインジケーターはたくさんいらない!1つにしぼるべき理由
あまり調子に乗って、手を広げ過ぎないようにしましょう。
これは僕も日々、気を付けていることです。笑
まとめ
50人のトレーダーを3年モニタリングして、勝者と敗者の相違点を調べた人がいます。
その人が出した結論は「勝者は1つの手法や市場に我慢強く取り組む」というものでした。
FXトレードですでに利益を出せている人も、我慢強く自分の手法を使い続けることを意識しましょう。
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